<3/3説教要録>
  荒野の誘惑ー主イエスの目指された道− ルカによる福音書4章1て13節
 イエス様は洗礼を受けられてがら荒野で40日を過ごされ悪魔に誘惑を受けら
れました。ご自分がどのようにしてメシアとしての使命を担うかという誘惑です。
「石をパンに」は民衆の経済的要求に応えたらという誘惑です。しかし、イエス
様は「人はパンだけで生きる者ではなく、神の口から出る言葉によって生きる」
と退けられました。悪魔と妥協して権力と繁栄を与える道の誘惑には、「神のみ
を神とする」事で退けられました。目覚ましいしるしを見せて人々に神の子の力
を見せたらどうかとの誘惑には「神を試してはならない」と退けられました。そ
れぞれ旧約聖書の申命記8:3、申命記6:12、申命記6:6によって誘惑を
退けられたのです。(ここは大事なところです)イエス様は人間の状況を変える
形でメシアとしての働きを担われるのではなく、人間そのものが変えられ、神に
対して新しい命を生きる者とされるように.(そのように生きる時、人間の状況も
変えられるのです。)、人々に仕えられるためではなく、人々に仕える者として、
多くの人を贖うために命を与えるメシアとしての道を選ばれたのです。
 主イエスはその後もゲッセマネの園で、十字架上でと悪魔の誘惑に会われまし
たが、祈りと聖書のみ言葉によって打ち勝たれました。このような主の受けられ
た誘惑、試練は私たちに、ヘブライ人への手紙4章14〜16節を思い起こさせま
す。主もあらゆる試練に会われた方として、私たちが「恵みの御座」に近づくと
き、祈りに応えて時宜にかなった助けを下さいます。受難節を3月6日から迎え
るにあたって、さまざまの誘惑、試練の中で、聖書に親しみ、共にいてくださる
イエス・キリストから時宜にかなった助けをいただきつつ歩みを進めてまいりま
しょう。 村田 元牧師
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