<3/24説教要録>  マルコによる福音書9章2〜13節(イエスの姿変わる)
 イエスの公生涯は3年であったと言われていますが、その最後の年の終わりご
 ろ、ペトロの信仰告白の時から、イエスは「メシアの秘密」ー苦しみを受け殺さ
 れるが、三日目に復活することになっている−ことを弟子たちに示されました。
 メシアの栄光と勝利を期待していた弟子たちにはショックであり、また、戸惑い
 落胆もあったことです。
 イエスはこの6日後、祈るために高い山に、ペトロ、ヤコブ、ヨハネを連れてい
 かれました。イエスは大きな決断、決定をされるときは祈られ、父なる神のみ旨
 を確認されました。山で祈っておられると、その姿が白く輝き始め、栄光に輝く
 旧約を代表するモーセ(律法)、エリヤ(預言者)がともに現れて、「イエスが
 エルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた」のでした。一度
 はひどく落胆し、戸惑ったであろうペトロは栄光に輝くイエスとモーセ、エリヤ
 の姿を見て非常な喜びにあふれ「先生私たちがここにいるのは素晴らしいことで
 す」と語りだしました。イエスはやはり本当にメシアとしてこられた方であると
 の喜びを思いっきり回復させるような出来事だったからです。すると雲(神の栄
 光)が現れ、雲の中から「これは、私の愛する子、これに聞け」との声が聞こえ
 ました。戸惑っている弟子たちに神が「たとえあなた方にそれが理解できなかっ
 たとしても、イエスに聞け」と語られたのでしょう。弟子たちがエルサレムまで
 主の十字架への道を共に歩み続ける力を与えられた出来事であったと思います。
 また、主イエスにとっては十字架への道がメシアとして進まれる道であるこ
 とを確認される出来事であったと思います。この時からイエスはエルサレムへと、
 十字架への道を歩み始められたのです。イエス様でさえ神のみ旨を確認されるた
 めに祈られたのですから、私どもにおいても、ことごとに祈ることの大事さを覚
 えます。また、今も、神様は必要な時に栄光の輝きを表して、イエスに応えられ、
 弟子たちを励まされたように、私たちにも主に従う勇気とカを注いでくださるこ
 とを信じて歩みましょう。  (村由元牧師) 礼拝内容のページに戻る
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