<4/21>説教要旨> ルカによる福音書24章13〜35節
「エマオへの道で」
エルサレムは山の上にある町でエマオは地中海側に11キロほど下った平
にある村です。主の復活された日の午後、二人の弟子が、主が十字架刑で亡
くなられたのに失望して、昼下がりエマオへと下っていきました。彼らはイ
エスこそイスラエルを救ってくださると期待し、従ったのですが、エルサレ
ムの祭司長や議員はこの方を十字粂刑にしてしまったのです。また、この朝
婦人たちが墓を訪れたら遺体が見つからず、天使が「イエスは生きておられ
る」と告げたことも彼らを困惑させていました。すると復活の主が彼らに近
づいてこられ、「メシアは苦しみを受けて、栄光に入るはずではなかったの
か」と語り、モーセと全てり預言者から始めて、聖書全体にわたり、ご自分
について書かれていることを説明されたのでした。夕方になりエマオについ
てイエスと夕食のテーブルにつき、イエスがパンを割いて彼らにお渡しにな
ったとき、彼らの目が開け、その方が復活されたイエスだとわかりました。
 これがルカによる福音書で復活のイエスが初めて現れるところです。
12名の中心的な弟子ペトロ、ヤコブ、ヨハネでもなく、クレオパと名もない
弟子のために現れて、何時間もの時間を割いてエマオへの道を下り、ご自身
の復活を解き明かされる主の姿は、1匹の失われた羊を99匹の羊を野において
探される羊飼いの姿に重なります。そして、この復活のイエスにお会いして、
悲しみと失望に打ちのめされていた彼らは喜びと希望にあふれる者へと変えら
れ、あの方が悪の力に勝利され死に打ち勝たれた事を信じたのです。その喜び
はもう日の暮れてしまったエマオから11キロの暗い険しい夜道をまっすぐに
エルサレムへと駆け上り、仲間たちに知らせずにはおれないほどの大きな喜
びでした。私たちの信仰はこのような証人たちの証言に基礎づけられ、聖霊
の導きによって、共に主にある救いに与るめです。
(村田 元牧師) 礼拝内容のページに戻る
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