<7月28日説教要旨〉
ルカによる福音書4章1〜13節「神である主を試してはならない」
 申命記8章3節に「主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わ
ったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、
人は主の口から出る、全ての言葉によって生きることをあなたに知らせるた
めである」。
主イエス・キリストは、ヨルダン川で洗礼を受けた後、聖霊の導きに従順に従
い、40日間の荒野の断食へと向かうのです。あたかも、イスラエルの民の、
荒野の40年間を思わせるものであります。悪魔は、次々と、主イエスの神
性について、疑いをかけ迫ってきます。<あなたが神の子なら、この石に、
パンになるように命じたらどうだ。また、この国の一切の権力と繁栄とを与
えよう。それはわたしにまかされている。これと思う人に与えることが出来
る。だから、わたしに頭を下げ、礼拝しなさい。>主イエスは、聖書(旧
約聖書)の言葉をもって戦います。「人はパンだけで生きるのではなく、人
は主の口から出る全ての言葉によって生きる」(申8:3)。また、「あ
なたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい」(申6:
13)。悪魔はさらに追求します。
<それほど、聖書、聖書というならば、聖書の書いてあるとおり、ここから
飛び降りたらどうか。御使いが助けてくれるのではないか。>主イエスは
答えます「あなたの主を試してはならない」(申6:16)。神の御心に逆
らって、奇跡を行えば世の人は、あなたを認め、苦しむ人々を一挙に救うこ
とができるではないか。また、このようにわたし達にも迫る、悪魔の誘惑で
あります。「神である主を試してはならない」。パンも必要だ。しかし、た
とえ、有り余るほどのパンが得られたとしても、パンを突き抜ける、真実の
愛、主イエス・キリストの十字架と復活による、真の愛がなければ、全てが
空しいのであります。
(今井浩三伝道師) 礼拝内容のページに戻る
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