<9/22説教要録>
群馬町伝道の初め「神から幻を与えられて−使徒言行録16章6−10節
  パウロは初代教会で最も多くの人々に福音を伝えた伝道者でありましたが、
その伝道の働きはいつも聖霊の導きに従うというものでありました。現代人は伝
道の可能性のある地域や場所を周到に検討し分析して計画を立てるのでありま
すが、聖霊の導きに従うというありかたを、あらためて受け止めなおすことが大
切と思います。しかし、この聖書の箇所によりますとアジア州で聖霊に禁じられ
たとかガラテヤ行きもイエスの霊が許さなかったとかありまして、積極的、前向
きでない場合もあったようです。パウロ達はそのような場合にも従ったのであり
ました。そして、トロアスでマケドニア人の懇願する幻を見て、聖霊をとおして
神が招かれたと確信してマケドニア伝道へと向かったのでした。ギリシャのビリ
ピ、テサロニケ、コリントの教会はこうして生まれたのでした。
 群馬での伝道の幻は1972年に「一人の信徒の方が群馬で開拓伝道が始められ
た時にと捧げられた20万円の献金」について知らされた時、群馬地区の誰もそ
の祈りに応えようとしていないことを知ったときに与えられた幻でした。1978
年原市教会の群馬町在住の大塚夫妻と坂本姉が「群馬町に教会が欲しい、家庭集
会でも‥」との諸に、「今、聖霊がこの働きに招いておられる」と知り、原市
教会の伝道の働きとして群馬町伝道に踏み切ったのでした。家庭集会で1987
年に求道者の方が5万円を献金された時、皆で相談して、「教会建設のための土
地積立金」とすることにしました。すると翌週に、猪俣姉が100万円を「教会
建設のために」と捧げられました。この時も、ああ神さまが動かれたと思いまし
て、この時に、今から本気で伝道所設立のために土地の購入、会堂建築へと乗り
出そうとの決意を与えられました。それから3年後に原市教会、群馬町信徒の
方々の献金、群馬地区、関東教区の諸教会の献金により1990年12月23日(日)
クリスマス礼拝をこの教会で捧げることとなりました。わずか6人の信徒でこの
ことと取り組んだことでしたが、神様は驚くべき不思議な仕方でこのことを実現
させてくださいました。これらは全て聖霊の導きを受けて、従った歩みでありま
した。現代的に考えると無計画のようでありますが、計画そのものが聖霊の導き
によって整えられていくという使徒言行録の示しているみ言葉の確かさをあら
ためて思います。これからも群馬町教会が霊の働きを信じ、その導きに従う歩み
をすることが大事です。そために、これからも個々人の密室の祈り、教会の祈り
が整えられていくことが大切なことを覚え続けて頂きたいと願います。
(村田 元 牧師) 礼拝内容のページに戻る>
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